再録4

以下は旧HPの再録です。
2020年2月10日 公開しました。


当院では、患者さんの症状を最短で「治す」あるいは「果てしなく正常な状態に近づける」事が一番大切な事と考えております。
そのため、初診では「いつ」「どこが」「何をすると」「どのように」不調を感じるか明確にしその改善・治癒をゴールに、治療方法を作っていきます。
治療と関係ないプライベートは 一切 お聞きしません。またゴールに至ったら、速やかに「もう大丈夫ですよ」と治療の終了を提案します。


初診の段階で こちらが主に診るのは
 ①「いつ」「どこが」「何をすると」「どのように」不調を感じるかの問診
 ②その傷病は当院の適応か否かの判断。(不適なら他の医療機関を奨める)
 ③どのくらいで治るか。また どこまで治せるかの予測。

—–などです。
特に③は大切で、例えば、数年かけて著しくO脚になった変形性膝関節症を 真直ぐに矯正して、正坐もスキップもランニングも問題なく出来るまで「治す」事は出来ません。
なので、この場合なら「曲がった膝は膝なりに、どこまで症状を改善するか」を見立て、患者さんの要望に擦り合わせて「治癒」のゴールを定めます。

患者さん曰く

 「痛みなく歩けるようになりたい」
 「正坐は出来ないまでも、胡坐位はかきたい」
 「階段を手摺なく上れるようになりたい」

—など、その要望と こちらで見立てた膝の現状とを擦り合わせて、「ここまでなら良くなりますよ」と提示します。
そしてゴールを定めたら 当院で提供できる最も良い治療法を選んで施術を行ったり、自宅での運動法(リハビリ)を提案したり、必要ならば固定器具を用いて安静に努めるなどして、目標の到達に突き進む訳です。

そんなこんなで、やることがイッパイ有るので、必要も無いのに患者さんのプライベートの事なんか聞いてる暇など無かったりします。
その結果、こないだ偶々エゴサーチしてみたら「淡々とした先生」と云う評価を頂きました。
わはははは。

自分としては何よりの誉め言葉だと思ってます。


今後ともよろしくお願い致します。

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